#author("2018-05-26T13:15:06+09:00","default:mat2umoto","mat2umoto") #author("2020-03-28T11:31:40+09:00","default:mat2umoto","mat2umoto") #contents *準備 [#jecceecb] 環境はVC++6.0を使用する。 ~デバッグ対象であるOSPを「リモートマシン」、デバッグを実行するPCを「ローカルマシン」と称する。 ~デバッグ対象を「リモートマシン」、デバッグを実行するPCを「ローカルマシン」と称する。 +ローカルマシンにVC++6.0がインストールされていること。~ ※リモートマシンにはインストールする必要はない。~ LANケーブルでお互いを繋いでおく。(ストレートのLANケーブルでうまくいった) ~ +以下のファイルを、ローカルマシンからリモートマシンにコピーする。コピー先のフォルダパスは同一とする。(フォルダが無ければ作る) --「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\COMMON\MSDev98\Bin」の中全て --「C:\WINDOWS\system32」の下記ファイル~ msvcrt.dll~ msvcrt*.dll (MSVCRTD.DLLも含む)~ MFC42D.DLL~ MFCO42D.DLL~ ~ +リモートマシンのユーザ環境変数に「ET_MAG_FACTOR」を追加し、値を「3/2」とする。 ~ +ローカルマシンとリモートマシンで、お互いの共有フォルダが見られる状態にしておく。(ワークグループ設定等を行う)~ また、リモートマシン上の「C:\」ドライブは共有で見られる状態にしておくこと。(ローカルマシンからアクセスする場合は、「\\<リモートマシン名>\C$\HOGE\...」のように指定する)~ ※共有フォルダを開く際のユーザー名入力欄がカスレの場合、リモートマシンの以下の設定を確認する。~ ①ファイル名を指定して実行で「secpol.msc」を実行。~ ②ローカルポリシーのセキュリティオプションを開く。~ ③「ネットワークアクセス:ローカルアカウントの共有とセキュリティレベル」を「クラシック...」に設定する。~ ~ +リモートマシンに、デバッグ対象のアプリケーションとそのPDBファイルを置く。 *デバッグ手順 [#a75c8691] **リモートマシン側 [#qbb48bc1] +「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\COMMON\MSDev98\Bin」内の「MSVCMON.exe」を起動する。~ 「設定」ボタンを押下し、ローカルマシンのIPアドレスを設定する。~ &attachref(001.PNG);~ ~ +「接続」ボタンを押下して待機状態にしておく。(デバッグを終了するときは「切断」する)~ &attachref(002.PNG);~ **ローカルマシン側 [#r3647434] +デバッグ対象のプロジェクトをVC6で開く。 ~ +メニューのビルド、デバッガリモート接続を選択する。~ 表示された画面で、「ネットワーク(TCP/IP)」を選択して「設定」ボタンを押下し、リモートマシンのIPアドレスを設定する。~ &attachref(003.PNG);~ 「ネットワーク(TCP/IP)」を選択した状態で「OK」を押下して画面を閉じる。~ (通常のデバッグ状態に戻す場合は、「ローカル」を選択すること。) ~ +メニューのプロジェクト、設定、「デバッグ」タブを開き、各種設定を行う。~ &attachref(004.PNG);~ ~ +「F5」でデバッグ実行を行う。